2024年12月 師走 やわめ
こんにちは。Whole Love Kyotoスタッフの溝部です。よもやまストーリーズ第三号「かため」をボスの酒井、「やわめ」を溝部で担当しています。
11月半ばを過ぎた頃、突然 寒さがやってきて大慌てで衣替えをしました。秋を通り越して冬が来たような。
ホールラブキョウトのお店は東鞍馬口通りに面していて、この道は石焼き芋屋さんのルートに入っています(いつも通るのは18:00〜20:00の時間帯)。ただ今年は11月になっても見かけなかったので「まだかな〜」と待っていたところ12月を前にやっとまわり始めました。
朝、寝起きに聞こえる灯油屋の「雪やこんこん」、夜に聞こえる石焼き芋の歌。寒さは紛れませんがなぜかラッキーを感じます。
眠っている着物はありませんか?
HANAO SHOESの花緒に使っている生地は、できる限り職人さんから仕入れるようにしています。京都の染物、織物のシリーズを展開している段階です。真田紐の江南さん(清水五条)、羽裏の岡重さん(河原町三条)、型染めの岩井染工さん(二条城近く)と作った花緒に続いて 手描き染めや染めの仕上げを行う工房などへ通っています。
同じ京都でも、工房によって得意な柄や色、素材が違うので ずらっと並べるとおもしろいです。
そんな色とりどりの並んだ花緒を見て、あるお客様(マダム)が「わたしの家に仕舞い込んでいる着物が何着かあって、それで花緒をつくれたりする、、、?」と。
後日 お宅にお伺いすると、十着ほどの着物が畳の上に並べられていて、それぞれの思い出話と一緒に見せてくださいました。
10cm×50cmほどの面積があれば、一足分の花緒を仕立てることができます。もし、HANAO SHOESや草履に仕立てたい、眠っている着物や帯、生地があればお気軽にご相談ください。エピソードとともにお預かりしてお仕立てします。(素材や強度によっては花緒に仕立てるのが困難な場合もあります)
【連絡先:075-744-6152 / wlk@chimaski.jp マデ】